作品詳細
鬼平犯科帳 (23)
- 著者
- シリーズ
- 鬼平犯科帳
- カテゴリー
- さいとう・たかを
- 発売日
- 2003年10月17日(金)
- 判型
- 四六
- 掲載誌
- コミック乱
- 定価
- 681円 (税抜本体 619円)
- ISBN
- 9784845824014
火盗改方長官・長谷川平蔵の名裁きが光る!!
時代劇が面白い! “鬼”の眼が悪を懲らす!!
平蔵の従兄が惚れた女中に、五郎蔵の過去が絡む『山吹屋お勝』他、全4編を収録。池波正太郎原作の名作小説を巨匠が描く、本格時代劇の正統派、第23巻!!
◆目次◆
仕置ノ八十八 おしゃべり源八
半年前から行方不明になっていた火盗改方同心・久保田源八が、百姓家に保護されているのを発見するが、記憶を失ってしまっていた。その記憶を呼び起こすため、また、当時追っていた凶賊・天神谷の喜佐松一味の手掛かりを掴むため、平蔵は源八らを伴って藤沢へ赴くのだが…?
仕置ノ八十九 山吹屋お勝
平蔵の母方の従兄である巣鴨の大百姓・三沢仙右衛門が、後添えに料理茶屋 山吹屋の女中・お勝を娶ると言い出した。心配した息子の初造は、平蔵の元へ相談に訪れる。お勝を首実検すべく、山吹屋に出向いた平蔵は…?
仕置ノ九十 蛇苺
料理屋からの帰り、夜の見廻りがてら歩いていた平蔵は、浪人態の男が職人風の男に斬りかかっているところへ出くわし、盗賊改方だと名乗ってしまった。すると、助けられた男の方まで逃げだしてしまって…?
仕置ノ九十一 蛙の長助
蛙のような顔をした松葉杖の老人が、貧乏御家人と揉めているのを仲裁した平蔵。側で見ていた宗平によると、その老人は“蛙の長助”という身軽な盗みはたらきをする男だったという。右脚を失って以来は、盗人一味からは離れたようだったが…?