作品詳細

[文庫]鬼平犯科帳 (23)

[文庫]鬼平犯科帳 (23)

二人女房

著者
シリーズ
[文庫]鬼平犯科帳
カテゴリー
さいとう・たかを
発売日
2008年10月30日(木)
判型
A6
定価
524円 (税抜本体 476円)
ISBN
9784845834235

火盗改方長官・長谷川平蔵が弱きを助ける!!

深川の大店・佐倉野の用心棒が板についてきた、浪人・高木軍兵衛。ある日、お熊の茶店を訪れた軍兵衛を手招きする、見知った小男がいた。この旅回りの小悪党・加賀屋佐吉は、なんと二十五両で殺しの相談を持ちかけてきた。相手は女と隠れ住んでいる大盗人・彦島の仙右衛門だという。引き受けた振りをして平蔵らへ相談し、仙右衛門の隠れ家を訪れた軍兵衛だが、すっかり気に入られてしまって…?
火盗改方長官・長谷川平蔵が正義の刃を振るう! 本格時代劇画、大好評の文庫サイズ!! 表題作の「二人女房」他2編を収録。

■収録作品■
・仕置ノ壱 あごひげ三十両
火盗改方へ与力・猪子進太郎が転任してきて、小栗流柔術を皆へ指南していた。そんな折、平蔵を左馬が訪ねてきて、彼らにとって苦くも心痛い思い出の老人を目撃したと報ずるのだが…?

・仕置ノ弐 二人女房
軍兵衛は、顔見知りの小悪党・加賀屋佐吉より、上方の大盗賊・彦島の仙右衛門の殺しを依頼される。平蔵たちと示し合わせて、仙右衛門と妾の隠れ家へ行く軍兵衛だが…?

・仕置ノ参 毒
久々に浅草寺へ参詣した平蔵は、陰陽師の山口天竜が掏りにやられたのに気付き、取り返してやったところ、袱紗の中に何がしかの粉薬が縫い込められているのを見付けてしまい…?

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