作品詳細

[文庫]鬼平犯科帳 (22)

[文庫]鬼平犯科帳 (22)

鬼火

著者
シリーズ
[文庫]鬼平犯科帳
カテゴリー
さいとう・たかを
発売日
2008年09月30日(火)
判型
A6
定価
524円 (税抜本体 476円)
ISBN
9784845834228

火盗改方長官・長谷川平蔵が弱きを助ける!!

平蔵は昔馴染みの伊関録之助を見掛け、土地の者が“権兵衛居酒屋”と呼ぶ、名も無き居酒屋で久々に酌み交わす。店主のおやじは、昔、二本差しであったと推察する平蔵。すると、閉店を窺って潜んでいた曲者に女房は斬られ、おやじは何処かへ逐電してしまう。そして居合わせた平蔵を狙ういくつもの影、老舗の薬種問屋へ押し入った兇賊……雲をつかむようだった巨悪の骨格が垣間見えてきた平蔵は、一計を案じるのだが…?
火盗改方長官・長谷川平蔵が跳梁跋扈する巨悪の正体に挑む! 本格時代劇画、大好評の文庫サイズ!! 表題作の長編「鬼火」他1編を収録。

■収録作品■
・仕置ノ壱 鬼火
土地の者が“権兵衛居酒屋”と呼ぶ居酒屋で平蔵と録之助が飲み交わした後、曲者により店の女房は斬られ、店主は逐電する。そして、居合わせた平蔵らの命も狙われて…?

・仕置ノ弐 殺しの波紋
暗夜、枯葦の茂る川辺で盗賊仲間の音八を殺した犬神の竹松。、近づいてきた小舟の気配で身を隠していると、亡き弟の仇である火盗改メの与力・富田達五郎が、同乗の客と船頭を斬って捨てていた…!

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