作品詳細

鬼平犯科帳 (21)

鬼平犯科帳 (21)

著者
シリーズ
鬼平犯科帳
カテゴリー
さいとう・たかを
発売日
2003年05月23日(金)
判型
四六
掲載誌
コミック乱
定価
681円 (税抜本体 619円)
ISBN
9784845823994

火盗改方長官・長谷川平蔵の名裁きが光る!!

火盗改の“鬼”が江戸の悪を懲らして大暴れ!!
長谷川平蔵の的確な段取りと、温情ある決断が心に残る珠玉の作品『怨恨』他、全4編を収録。

◆目次◆
仕置ノ八十 怨恨
おまさの妹分・お元の敵討ちのため、磯辺の万吉を探し続けていたある日、大滝の五郎蔵が、桑原の喜十が営む煮売り酒屋を訪ねた。なにやら二階に病人を匿っている様子だが、五郎蔵には素性を明かせないと言う…?

仕置ノ八十一 いろおとこ
盗賊一味に殺された兄の跡を継いで、火付盗賊改方同心となった寺田金三郎。その様子が只ならぬのを察し、彦十が後を尾けると、場末の店を閉めた居酒屋へ入っていき、更にそこへ気にくわぬ態の男がやってきて…?

仕置ノ八十二 雨隠れの鶴吉
妾の子として虐げられ、江戸を出奔していた鶴吉が、十二年ぶりに戻ってきていた。そこで偶然、乳母のお福に再会し、夫婦共々、実家の大店から迎えが来てしまったのだが、実は“雨隠れの鶴吉”と呼ばれる、盗賊の引き込み役になってしまっていて…?

仕置ノ八十三 霧の朝
深川の御用聞き・富蔵夫婦のもらい子・幸坊が勾引(かどわか)された。居合わせた平蔵が探索を始めたが、その夜、幼子をなぶり殺しにしてやるという投げ文が届いて…?

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