『FANTASTIC WORLD 第2巻』9月14日発売のお知らせ
『この世界の片隅に』監督・片渕須直も共鳴! 「ひらのさんのアートの力は、現実から遠い彼方を目差しながら、決して大地に触れた足を離さない。」(文:片渕須直 本著刊行記念寄稿文より一部抜粋。)
株式会社リイド社(所在地:東京都杉並区、代表取締役社長:齊藤哲人)は2018年9月14日(金曜日)に、著者・ひらのりょう『FANTASTIC WORLD』(ファンタスティックワールド)第2巻を刊行いたします。

あらすじ
巨大な化け物が生息する地球内部世界・シャンバラの森で一人静かに暮らしていた“ビコ”
そこに現れた初めての友達“歯ちゃん”
二人は世界を知るために旅に出る。
舞台は地球内部に広がる新世界・シャンバラ。主人公のビコはシャンバラ唯一の人間生き残り。
なぜ世界は美しいのか、なぜ人は戦うのか、なぜ恋に落ちるのか。
旅先で出会う人外の生物、愛を自覚したロボ、侵略者の人間、伝説の生物・河童、そして多民族多様性国家を“水”の分配によって統治を目論む水質管理局とその実質の王・クマ…
ビコは親友の歯ちゃんと世界を知るために旅に出た。その旅先で出会った人外生物たちとの交流やトラブルを体験し、社会背景や歴史を知っていく。
侵略戦争、民族紛争、水の利権争いや差別、新興宗教によるテロリズムなど、まるでこの地球上の歴史とリンクするような出来事は、地球の内部でも起こっていた!?
我々と同じように地球の表皮に生活する人間も登場する。彼女たちは家族も土地も失った女性兵士、手にはAK-47カラシニコフ。
女性兵士たちは何か目的があって地球内部世界・シャンバラに侵入している。その理由とは…?
主人公のビコは、第2巻で恋に落ちます。その相手はーー⁉︎
ビコと歯ちゃんの旅を通じて、シャンバラに起こる紛争や差別などの社会問題も垣間見れます。これは紛争中に恋に落ちたビコが走り始めるシーン
そして、親友同士のビコと歯ちゃんは…
はなればなれにーーー。内容は単行本でご確認ください! 我々の世界に起こっていることと同様のことは、地球内部でも起こっていた⁉︎
第18回文化庁メディア芸術祭 マンガ部門 審査委員会推薦作品。
- 書籍名
- FANTASTIC WORLD(ファンタスティックワールド)第2巻
- 作者
- ひらのりょう
- 出版社
- リイド社
- 発行日
- 2018年9月14日(金曜日)
- 定価
- 本体2,980円+税
- ページ数
- 264ページ
- 判型
- B5判変型
著者プロフィール
ひらのりょう
1988年、埼玉県春日部市生まれ。多摩美術大学情報デザイン学科卒業。2010年よりアニメーション作家として国内外数々の賞を受賞。2014年より、漫画家として初の連載となる本作をトーチwebで発表。