『ニュクスの角灯』著者・高浜寛が第21回文化庁メディア芸術祭マンガ部門「優秀賞」を受賞!!

日仏で熱い注目を集める”世界”が愛した才能

株式会社リイド社(所在地:東京都杉並区、代表取締役社長:齊藤哲人)より刊行しております『ニュクスの角灯(ランタン)』 著者・高浜寛が、文化庁メディア芸術祭実行委員会(文化庁、国立新美術館)が主催しているアートとエンターテインメントの祭典、第21回(2018年)文化庁メディア芸術祭マンガ部門にて「優秀賞」を受賞いたしました。

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1878年―――長崎の一風変わった道具屋「蛮」には、万博に沸くフランス・パリから
誰も知らない品々がやってくる……
小説、チョコレート、ミシン、蓄音機、ドレス、ブーツ、
眼鏡、幻燈機(マジック・ランタン)……
新しく「蛮」の売り子となった薄幸の少女・美世は、ベルエポックの
喧騒と興奮を伝える最先端の品々と、
様々な事情を抱えながらも前向きに生きる大人達に導かれ、
まだ見ぬ世界へ歩み出す。


単行本第1巻~第4巻絶賛発売中!
各巻続々重版出来!

受賞を記念した特設ページを「トーチweb」で公開中!

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あらすじ

1878年(明治11年)、西南戦争で親を亡くした孤独で内気な少女・美世(みよ)は奉公先を求めて長崎・鍛治屋町の道具屋「蛮」(ばん)の扉を叩く。
そこで彼女を待っていたのは、店主・小浦百年(こうら・ももとし)が先進と享楽の都パリで仕入れてきた最先端の品々!
初めて目にするチョコレートや蓄音機(フォノグラフ)、幻灯機(マジック・ランタン)に美世は驚く。

「世界は何だかすごい事になっている、私ももっと知りたい!」

美世はまだ見ぬ世界へと歩み出し、「蛮」での人との関わりを通じて変わっていく。


一方、百年は舶来品を輸入販売するだけではなく、日本の優れた工芸品を海外で売るため長期フランス滞在を決意する。
出発間際、美世から恋心を打ち明けられた百年だったが、彼の懐中時計には金髪碧眼の美女の写真が大切にしまわれていた。

渡仏した百年は、日本の美術工芸品が上流階級を中心に人気を博すパリで商売の成功を確信する中、幼いころにパリで出会い、一途に愛してきた女性・ジュディットと再会を果たす。 しかし、ジュディットは高級娼婦としての破滅的な生活の果てに喀血し、昏倒してしまう。

「僕は、いちばん大事な人を いちばん残酷な場所に置いてきてしまった…」

人々は愛し、別れ、そして……
パリと長崎で交錯する愛の深淵―――


その頃、長崎にいる美世にはある劇的な転機が訪れていた。


フランスをはじめとする海外でいち早く、そして圧倒的に支持されてきた高浜寛、待望の長編作がついに受賞いたしました!!

文化庁メディア芸術祭とは

アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門において優れた作品を顕彰するとともに、受賞作品の鑑賞機会を提供するメディア芸術の総合フェスティバルです。

書籍名
ニュクスの角灯
作者
高浜寛
出版社
リイド社
発行日
2018年2月16日(金)
定価
本体997円+税
ページ数
218ページ
判型
A5判

著者プロフィール

高浜寛
熊本県天草生まれ。
筑波大学卒。『イエローバックス』でアメリカ「The ComicsJournal 」誌 「2004年ベスト・オブ・ショートストーリー」受賞。海外での評価も極めて高く、
著作の多くがフランス語訳されている。各国の著名なBD作家らと共に
高級ブランド「カルティエ」の商品ブックレットに作品を寄せており、
前作『蝶のみちゆき』は谷口ジローとペータース&スクイテンに絶賛にされた。
長編『ニュクスの角灯』を「コミック乱」と「トーチweb」で連載中。
2017年には日本人の漫画家として初めて「トゥーロン国際漫画祭」(フランス)
招待された。

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