『剣客商売 第30巻』刊行のお知らせ

月刊誌『コミック乱』にて連載10周年を記念した特別企画として、
秋山小兵衛VS雲霧仁左衛門の迫力の殺陣をカラーで掲載!!

株式会社リイド社(所在地:東京都杉並区、代表取締役社長:齊藤哲人)より2018年2月27日(火曜日)に、著者・大島やすいち/原作・池波正太郎『剣客商売 第30巻』を刊行いたします。

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概要

『鬼平犯科帳』や『仕掛人 藤枝梅安』と並ぶ、池波正太郎の傑作小説『剣客商売』を、『バツ&テリー』や『おやこ刑事』で知られるベテラン・大島やすいちが劇画化した大人気シリーズ最新刊。テレビドラマ化もされ、30~60代を中心に幅広い年齢層に絶大なご支持をいただいております。

時は田沼時代――――孫ほど年齢の離れた妻・おはると暮らす洒脱な老剣客・秋山小兵衛、そして剣客として独り立ちをしたばかりの息・大治郎。二人が市井の様々な人々と出会い、そして別れながら江戸という時代を生き抜いていく様は、時間を忘れて江戸の世界に引き込まれます。

収録内容

「市松小僧始末」
日本橋の木綿問屋「嶋屋」の一人娘・おまゆは見事な体格と剣の腕で有名な男まさり。しかし小兵衛はおまゆが「女としての生き方」に苦悩していることを見抜き、大治郎の妻である三冬と引き合わせたが………

「おしろい猫」
小兵衛は大治郎とともに御用聞きである馬道の清蔵の店・丸屋を訪れた。帰り道、猫に変わった悪戯をする女中と遭遇する。その女中は、十年前、四谷にあった秋山道場へ遊びにきていた子供たちの一人で………

「夜狐の平吉」
下っ引き・徳次郎が面倒をみている夜狐の平吉は、かつて阿呆烏と呼ばれる悪質な女衒だった。今は徳次郎の仕事を手伝いながら、日々暮らしていたが、ある事件を偶然目撃してしまったことで再び道を踏み外し………

「出刃打お玉」
上野・池之端にある水茶屋・よし本で働く老婢・お玉。元々遊女であったお玉は、小兵衛の馴染みであり、ある秘密を共有する仲でもあった。ある日、偶然出会った二人は過去の秘密をめぐる縁に再び遭遇し………

珠玉の4編を収録!!

書籍名
剣客商売 第30巻
作者
大島やすいち・[原作]池波正太郎
出版社
リイド社
発行日
2018年2月27日(火曜日)
定価
本体580円+税
ページ数
224ページ
判型
B6判

著者プロフィール

大島やすいち
京都府出身。1971年、『週刊少年サンデー』(小学館)掲載の「青春の土」(新人漫画賞入選)でデビュー。主に少年漫画・青年漫画を執筆している。代表作に『おやこ刑事』、『バツ&テリー』等がある。

池波正太郎
戦後を代表する時代小説・歴史小説作家。『鬼平犯科帳』『剣客商売』『仕掛人・藤枝梅安』『真田太平記』など、戦国・江戸時代を舞台にした時代小説を次々に発表する傍ら、美食家・映画評論家としても著名であった。

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