『ニュクスの角灯 第4巻』刊行のお知らせ
株式会社リイド社(所在地:東京都杉並区、代表取締役社長:齊藤哲人)より2018年2月16日(金曜日)に、著者・高浜寛、『ニュクスの角灯 第4巻』を刊行いたします。
既刊大重版&各漫画賞続々ノミネート作品
テレビや新聞でも話題沸騰!ついに第4巻が発売!
内容
「僕はいちばん大事な人をいちばん残酷な場所に置いてきてしまった……。」
1878年(明治12年)・長崎――親を亡くし叔父の家で暮らす美世(みよ)は触れた物の未来が見える神通力を買われ道具屋「蛮」の売り子となる。
やがて美世は西洋の文物を通して未知の世界を見せてくれる店主・百年(ももとし)に恋心を抱くが、百年は工芸品の輸出のため単身フランスへ旅立ってしまう。初めての失恋の痛手に戸惑う美世。
パリ――芸術は爛熟し、先進の品々が人々を魅了する“光の都”。
日本の美術工芸品が上流階級を中心に人気を博す中、渡仏した百年はパリで一途に愛してきた女性・ジュディットと再会を果たすが、ジュディットは高級娼婦としての破滅的な生活の果てに喀血、昏倒してしまう……
一方、長崎では美世を憧れの地へ導く新たな出会いが……
初回特典
「ニュクスの角灯」トラベルステッカー
(一部書店での配布となります)
- 書籍名
- ニュクスの角灯 第4巻
- 作者
- 高浜寛
- 出版社
- リイド社
- 発行日
- 2018年2月16日(金)
- 定価
- 本体997円+税
- ページ数
- 218ページ
- 判型
- A5判
著者プロフィール
高浜寛
熊本県天草生まれ。
筑波大学卒。『イエローバックス』でアメリカ「The ComicsJournal 」誌
「2004年ベスト・オブ・ショートストーリー」受賞。海外での評価も極めて高く、
著作の多くがフランス語訳されている。各国の著名なBD作家らと共に
高級ブランド「カルティエ」の商品ブックレットに作品を寄せており、
前作『蝶のみちゆき』は谷口ジローとペータース&スクイテンに絶賛にされた。
長編『ニュクスの角灯』を「コミック乱」と「トーチweb」で連載中。
2017年には日本人の漫画家として初めて「トゥーロン国際漫画祭」(フランス)
招待された。