高浜寛が世界で初めて漫画化!!『愛人 ラマン』2月4日発売
株式会社リイド社(所在地:東京都杉並区、代表取締役社長:齊藤哲人)より2020年2月4日(火曜日)に、原作:マルグリット・デュラス、漫画:高浜寛『愛人 ラマン』を刊行いたします。

あらすじ
物語が始まった時、私は十五歳半だった——
1929年、フランス領インドシナ。
現地のフランス人女学校に通う貧しい少女は、
ある日メコン川のボート乗り場で華僑の青年と出会う。
少女は金と快楽のためと割り切って関係を持つが……
★第21回文化庁メディア芸術祭「優秀賞」受賞第一作
★「アングレーム国際漫画祭2020」公式招待
★日仏伊独4ヵ国で刊行!
著者プロフィール
漫画:高浜寛 Takahama Kan
熊本県天草生まれ。筑波大学芸術専門学群卒。著書に『イエローバックス』『まり子パラード』(フレデリック・ボワレとの共著)『泡日』『凪渡りー及びその他の短篇』『トゥー・エスプレッソ』『四谷区花園町』『蝶のみちゆき』『SAD GiRL』『エマは星の夢を見る』『ニュクスの角灯』『愛人 ラマン』など。ほぼ全ての作品がフランス語訳され、イタリア、スペイン、ドイツでも多くの作品が出版されているほか、各国の著名なバンド・デシネ作家らとともに「カルティエ」の商品ブックレットに作品を寄せる。『ニュクスの角灯』で第21回(2018年)文化庁メディア芸術祭マンガ部門「優秀賞」受賞。同作は「リーヴル・パリ 2019」のレコメンド作品にも選ばれ、さらに2020年1月のアングレーム国際漫画祭への公式招待が決まるなど、国内外での評価は年々高まっている。現在「コミック乱」で1866年の長崎・丸山遊郭を舞台にした『扇島歳時記』を連載中。
原作:マルグリット・デュラス Marguerite Duras
1914年にサイゴンにて生まれ、1932年に帰国。その後反ナチ運動に参加する。1942年に『あつかましき人々』(原題:Les Impudents)でデビューし、フランスの市民運動や政治的運動に積極的に参加する。1984年に発表された自伝的小説『愛人 ラマン』(原題:L’amant)はゴンクール賞を受賞し、1992年にジャン=ジャック・アノー監督によって映画化される。1996年、咽頭癌でパリで亡くなる。
概要
- 書籍名
- 愛人 ラマン
- 著者
- 原作:マルグリット・デュラス、漫画:高浜寛
- 出版社
- リイド社
- 発行日
- 2020年2月4日
- 定価
- 本体1500円+税
- 判型
- A5判 オールカラー