『神田ごくら町職人ばなし』8月31日発売

作品紹介
「金なんざどうだっていい。心意気の話さ。わかるだろ?」
ただひたすらに、ひたむきに……
桶職人、刀鍛冶、紺屋、畳刺し、左官。
伝統の手仕事を圧倒的ディテールと珠玉のドラマとともに描く歴史的傑作。
■桶職人
覚えときな。木ってのは生きてんだーー木を見つめ木と生きる桶職人の一日。
■刀鍛冶
自分が打った刀で子どもが殺された。灼熱の鍛冶場ーー多くを語らぬ刀匠の胸中は…
■紺屋
友禅染が大流行する中、藍染の意匠に悩む一人の職人。先の見えない仕事に心は沈むが…
■畳刺し
明け渡った吉原が男達の仕事の場。暮れの畳の張り替えに遊女達の冷やかしは付き物で…
■左官(一、二、三)
土蔵の普請場に奇妙な男が現れる。甚三郎と名乗るこの男、上方から流れてきたようだが…
- 作品名
- 神田ごくら町職人ばなし
- 著者
- 坂上暁仁
- 出版社
- リイド社
- 発行日
- 2023年8月31日(木曜日)
- 定価(税込)
- 1100円(税込)
- ページ数
- 224ページ
- ISBN
- 9978-4-8458-6163-7
- 判型
- A5