作品詳細

エコール・ド・プラトーン (1)

著者
シリーズ
エコール・ド・プラトーン
カテゴリー
torch comics , コミックス
発売日
2019年01月31日(木)
判型
B6
ページ数
224ページ
掲載誌
トーチ
定価
792円 (税抜本体 720円)
ISBN
9784845860111

『文藝春秋』創刊の年、大正末文学界の青春群像。

【大正文士の青春群像劇】
川口松太郎 23才、
直木三十五 32才、
芥川龍之介 31才、
菊池寛 34才、
谷崎潤一郎 37才、
小山内薫 42才。

『文藝春秋』創刊の年、若き文人らの眩き軌跡ーー

一九二三年(大正十二年)九月一日、
未曾有の大地震が関東一円を襲う。
死者十万五千人、家屋全壊訳十万九千、全焼二十万二千余棟…
出版社や本屋が集中していた神田周辺も壊滅的な被害を受けた。
失われた書籍は数百万冊にのぼり、
この年に創刊された『文藝春秋』もその例外ではなかった。

一方「大大阪」の呼称で親しまれ、
当時人口で東京を凌駕していた大阪は、モダニズム文化が花開いていた。
その代表とも言われるプラトン社の雑誌『苦楽』を創刊すべく、
その後の文学界を担う文士らが集うのであった。

現代演劇の祖とも言える新劇を立ち上げた小山内薫。

小山内を師と仰ぎ、後に第一回直木賞を受賞する川口松太郎。

松太郎と共に雑誌『苦楽』を創刊。
後に小説家として大成し直木賞として名を残す直木三十五。

夏目漱石亡き後の新時代文壇のキラメキ、
若き文士らの交流と奮闘する姿を描いた大正文士浪漫。

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