作品詳細
明智光秀
全武将を震撼させた、謎多き男の物語――
天正十年（1582）年六月二日―――
―――全武将を震撼させた謎多き男の物語！
天下統一を目前にした主君・織田信長を、何故討たねばならなかったのか!?
『ときは今 あめが下しる 五月哉』（謀反の前に光秀が詠んだ発句）
明智光秀は、主君・織田信長を本能寺に襲撃し、自害させた。
彼は何故、謀反を起こさなければならなかったのか……？
二人の出会いから『本能寺の変』までの過程を、独自の解釈で描破する！
さらに、光秀の娘・細川ガラシャの物語も収録！
◆目次◆
第一話 野望の将 邂逅す
第二話 盟友と往く覇道
第三話 武将二人 別たれし道
第四話 謀反――宿命の本能寺
第五話 天命に散る――山崎の合戦
特別編 ガラシャ～儚き戦国の華～
閑話休題 「明智光秀」 「細川ガラシャ」
【明智光秀】
その全半生の詳細は不明。
永禄十一年（1568）織田信長に従い上洛。
以来、信長の下で軍功を重ねるが、天正十年（1582）六月二日、本能寺に滞在中の信長を襲撃し、自害させる。
同十三日、山崎の合戦にて羽柴秀吉に敗戦。
敗走中、小栗栖で絶命したとされる。