作品詳細

[文庫]鬼平犯科帳 (62)

[文庫]鬼平犯科帳 (62)

火消しの誉れ

著者
シリーズ
[文庫]鬼平犯科帳
カテゴリー
さいとう・たかを
発売日
2015年03月30日(月)
判型
A6
ページ数
288ページ
定価
524円 (税抜本体 476円)
ISBN
9784845834624

勇往邁進する本格時代劇画!!

根津・谷中界隈を預かる町火消し“れ組”の弥吉は、町火消しでは出初め式にあたる「初出」で、纏持ちとしての梯子乗りを成功させようと、手下を連れて神社の境内で練習をしていた。そんな中、弥吉はなぜかどこかの浪人につけられることに。そのころ、火盗改方長官・長谷川平蔵は江戸城へ登城させられ、伊豆守本人が不逞浪人に襲われたので秘密裏に調査をするように命ぜられた。調査をしていくうちに、“れ組”の弥吉が梯子乗りの練習中に思わぬものを見ていたのではないかと推測した平蔵は、ある試みをしてみると……この表題作「火消しの誉れ」を含む、「濁り水」「蛍の頃に」「人膽」「出替わり」「石川屋顛末」の6編、『コミック乱』の2013年6月発売号から2013年12月発売号に掲載された作品を収録しております。

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