作品詳細

[文庫]鬼平犯科帳 (60)

[文庫]鬼平犯科帳 (60)

御金蔵破り

著者
シリーズ
[文庫]鬼平犯科帳
カテゴリー
さいとう・たかを
発売日
2014年08月30日(土)
判型
A6
ページ数
304ページ
定価
524円 (税抜本体 476円)
ISBN
9784845834600

勇往邁進する本格時代劇画!!

江戸城の金蔵から六千両が盗まれた。いつどうやって城内に侵入したのかわからず、錠前の破壊もなかった。そこで、門番を丸め込んで城内へ入れる者の犯行と推測できたが、その手口は掴めず、町方奉行はじめ、火盗改方も苦心していた。そんななか、平蔵の配下である書役同心の鈴本格之進は、遊郭通いが過ぎてある人物から借金をし、その取り立ての厳しさから自殺をしてしまう。平蔵は、鈴本の遺書から、その金貸しが実は鈴本が通っていた遊女屋とつながっており、しかも高禄高官宅に出入りできる算術家で、盗賊の一味であったことを紐解いて……この表題作「御金蔵破り」を含む、「三つ首」「闕所家業」「矢飛白およう」「野菊の剣」「斑猫」の6編、『コミック乱』の2012年8月号から2013年1月号に掲載された作品を収録しております。

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