作品詳細

[文庫]鬼平犯科帳 (35)

[文庫]鬼平犯科帳 (35)

むかしなじみ

著者
シリーズ
[文庫]鬼平犯科帳
カテゴリー
さいとう・たかを
発売日
2009年10月30日(金)
判型
A6
定価
524円 (税抜本体 476円)
ISBN
9784845834358

火盗改方長官・長谷川平蔵と、庶民の人情味を描く!!

火盗改方長官・長谷川平蔵はじめ、江戸の人情味を描く!! 本格痛快時代劇画、大好評の文庫サイズ!! 表題作の「むかしなじみ」他、傑作全3編を収録。

■収録作品■
・仕置ノ壱 熊五郎の顔
上州・沼田の山奥で捕物があったが、取り逃がした盗賊の片割れ、州走の熊五郎は、平蔵配下の御用聞きであった政蔵を手にかけ、予てから探索を続けていた男であった。そのような経緯もあり、熊五郎の仲間が江戸に護送される際の援護には、平蔵自らが出張ったのだが…?

・仕置ノ弐 むかしなじみ
暑気あたりからやっと回復した彦十は、昔なじみの盗め人・網虫の久六から二十年ぶりに声を掛けられる。江戸での盗めを手伝ってほしいと持ち掛けられた彦十は、引き受けて平蔵へ報告するのだが、久六から昔捨てた女房子供とその恩人が困っているのを助けたいと聞いて…?

・仕置ノ参 掻堀のおけい
嘗て大滝の五郎蔵の手下であった砂井の鶴吉は、掻堀のおけいの名で知られる美貌の女賊に魅入られ、骨抜きにされていた。そんな折りに五郎蔵と再会した鶴吉は、精根尽き果てる前に、おけいの一味から抜けたいと相談をするのだが…?

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