作品詳細

[文庫]鬼平犯科帳 (33)

[文庫]鬼平犯科帳 (33)

墨つぼの孫八

著者
シリーズ
[文庫]鬼平犯科帳
カテゴリー
さいとう・たかを
発売日
2009年08月31日(月)
判型
A6
定価
524円 (税抜本体 476円)
ISBN
9784845834334

火盗改方長官・長谷川平蔵と、庶民の人情味を描く!!

火盗改方長官・長谷川平蔵と、江戸人間模様を描く!! 本格痛快時代劇画、大好評の文庫サイズ!! 表題作の「墨つぼの孫八」他、傑作全3編を収録。

■収録作品■
・仕置ノ壱 墨つぼの孫八
大川に風花舞う夜道、おまさが声を掛けられた相手は、10年前に引き込みを手伝った本格のお頭・墨斗の孫八だった。五鉄で軍鶏鍋をつつきつつ思い出話をしていたが、何やら心に暗い陰をおとしているようで…?

・仕置ノ弐 春雪
小柳とお園が、京の旅から江戸へと戻った。一方、富岡八幡宮へ参詣していた平蔵は、旗本・宮口伊織が懐中のものを掏り盗られるのを目撃し、捕縛させる。しかし、その財布の中には…?

・仕置ノ参 犬神の権三
上野を見廻っていた佐嶋らは、10年前に捕らえ損ねていた犬神の権三郎と出遭い、見事、捕縛する。しかし、その話を役宅の廊下にて聞くともなしに耳にしていた仁三郎の様子に、ただならぬものがあり…?

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