作品詳細

[文庫]鬼平犯科帳 (30)

[文庫]鬼平犯科帳 (30)

蛙の長助

著者
シリーズ
[文庫]鬼平犯科帳
カテゴリー
さいとう・たかを
発売日
2009年05月30日(土)
判型
A6
定価
524円 (税抜本体 476円)
ISBN
9784845834303

火盗改方長官・長谷川平蔵が弱きを助ける!!

火盗改方長官・長谷川平蔵が不正や腐敗を暴く!! 本格痛快時代劇画、大好評の文庫サイズ!! 表題作の「蛙の長助」他2編を収録。

■収録作品■
・仕置ノ壱 山吹屋お勝
平蔵の母方の従兄である巣鴨の大百姓・三沢仙右衛門が、後添えに料理茶屋 山吹屋の女中・お勝を娶ると言い出した。心配した息子の初造は、平蔵の元へ相談に訪れる。お勝を首実検すべく、山吹屋に出向いた平蔵は…?

・仕置ノ弐 蛇苺
料理屋からの帰り、夜の見廻りがてら歩いていた平蔵は、浪人態の男が職人風の男に斬りかかっているところへ出くわし、盗賊改方だと名乗ってしまった。すると、助けられた男の方まで逃げだしてしまって…?

・仕置ノ参 蛙の長助
蛙のような顔をした松葉杖の老人が、貧乏御家人と揉めているのを仲裁した平蔵。側で見ていた宗平によると、その老人は“蛙の長助”という身軽な盗みはたらきをする男だったという。右脚を失って以来は、盗人一味からは離れたようだったが…?

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